2014-07-21 20:55:51

カテゴリー：ビジネス論

立ち寄った道の駅で

美味そうなコーヒーが

１杯100円で売っていました。

 

自家焙煎された的な

コーヒーです。

 

露店販売ですが、

それなりの見栄えで

『つかみ』は

かなりOKでした。

 

それなのに

お客は全くいません。

 

「何でやろう？？」

 

そう思いながら

100円払って

ポットから紙コップに

注いでくれました。

 

飲んだのですが・・・

 

味的レベルは

あまり高くは

なかったです。

 

それなりには

美味かったんですが、

特にまた飲みたいとは

思いませんでした。

 

おそらく

セブンイレブンの

コーヒーのお陰で、

 

【100円コーヒー】の

基準が変わった気がします。

 

あのレベルで

あのスピードで

100円で飲める

セブンカフェ。

 

コーヒーの基準値を

本当に変えたと

思います。

 

今回飲んだ

100円コーヒーは、

 

今までなら

そのレベルで

OKだったでしょう。

 

100円ならこんな物かと

今までなら

納得してたと思います。

 

しかし・・・

新しい基準が

過去の基準を

ぶっ壊していました。

 

そうなると

消費者は今まで通りでは

満足できなくなります。

 

商品価値やサービスは

こうしてレベルが

上がって行くのでしょうね。

 

これを【デフレ】と

捉える事もできます。

 

『安くて価値の高い物』

 

そんな物を

競って生み出すのが

資本主義の原点です。

 

その戦いの末

デフレが生まれます。

 

通貨供給量の関係や、

色んな理由で

そうなるのでしょうが、

 

資本主義が

目指す世界では

競争の末、自分が選ばれないと

生き残っていけません。

 

選ばれる手段として、

 

『安くて価値の高い物』

 

これを目指す事は

最も【簡単】で一般的な

当たり前の流れですね。

 

「・・・は？？簡単？」

 

「簡単な訳ないやろ！」

 

そうですね・・・。

 

確かに価値が高い物を

安く提供する事は

簡単ではありません。

 

テレビの画面サイズも

大きくなれば

それに応じて

金額は上がります。

 

３Dテレビと

普通のテレビが

同じ価格の

訳がありません。

 

『良い物を

　　ちょっとでも

　　　他より安く売る』

 

今後も資本主義では

このような戦いを

やり続けるのでしょか。

 

パソコンのスペックや

 

テレビのスペックは今や

どのメーカーでも

ほとんど変わりません。

 

むしろ部材の

モジュール化により、

 

大元の部品は

同じメーカーで

作られている可能性も

高いです。

 

そうなると

【価格勝負】だけの

話になります。

 

価格勝負の

行き着く所は

自分の利益を

減らす事です。

 

それをすれば

ある程度の

価格競争には

太刀打ちできます。

 

そういう意味で

『安くする事』で

選んでもらうという戦い方は

実に簡単なのです。

 

僕も会社で

営業をやっています。

 

よそがやっている仕事を

どうしても取りたい時、

 

価格を下げる

提案をする事が

最も簡単なやり方です。

 

副業のamazonでもそうです。

 

他が出品している価格より

１円でも安くしないと売れません。

 

むしろ安くするだけで

簡単に売れるので、

ネットビジネスでの『物販』は

初心者向けなのです。

 

『〇○機能が付いて30,000円！』

 

それなら同じ機能がついて

29,800円の方が選ばれますよね。

 

200円下げる事は

おそらくどこでも

できるでしょう。

 

29,800円になったら、

29,300円になります。

 

このような

不毛な戦いを

繰り広げています。

 

いつまで経っても

稼ぐことはできません。

 

いたちごっこの様に

価格は下がります。

 

これは特に

ネットを使った

『物販』においては

超明らかです。

 

価格競争が

オープンに

なり過ぎなのです。

 

価格.comや

amazonで調べれば

今一番安い所は

一発で分かります。

 

それは

買う方にとっては

【長所】ですが、

売る方にとっては

【短所】です。

 

逆に言えば

ヤフオクなどの

『オークション』は、

 

買う側が

価格を吊り上げるので

【インフレ的】ですね。

 

価格競争ではない戦い方・・・。

 

簡単ではありませんが、

商品を売り込むのではなく、

『自身を売り込む』という発想。

 

これがまさに今

求められていると思います。

 

「桜井が持ってくる物なら買いたい！」

「桜井が紹介する物なら見てみたい！」

 

そう思ってもらえる様に

自身をPRをするのです。

 

どうすれば

そうなれるのか？？

 

何を武器に

ビジネスに挑むのか。

 

価格が安い事で

お客を獲得できても

安い事で

逃げられてしまいます。

 

そうではなく

次に桜井はどんな物を

紹介してくるのか？？

 

お客さんから

そう思ってもらえたら

本当に嬉しいですよね＾＾！

 

僕はそんなお客さんに対しては

ありったけの力を

注いで対応すると思います。

 

お客さんの期待をは

絶対に裏切りたくありません。

 

今までもそうやってきたし、

だからこそ自分でビジネスが

できているんだと思っています。

 

自分を選んでもらうためには

まずは【人間力】を鍛える事が

本当に大事だと思います。

 

【人間力・・・】

アバウトな言い方ですが、

どうすればそれを

鍛える事ができるか。

 

「難しいですね・・・。」

 

ただ、

自分も何かを選んでいる

お客さんだという事を

忘れないで下さい。

 

なぜ自分は

それを選んだのか。

 

なぜその人から

買おうと思ったのか。

 

それを分析する事が

凄いヒントになると

思いますよ。

 

 

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